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熊谷 守一
 物故作家で、文化勲章を辞退したことで有名な独立独歩、自分の
 目で見て納得したものしか描かない作家です。 単純な構成の中
 に自信に溢れた色面が存在する素晴らしい作品です。



■題名 うさぎ

■サイズ 27×17cm(紙面) 和紙に墨


略歴 熊谷守一(くまがい もりかず)

MORIKAZU KUMAGAI


 1880年 岐阜県恵那郡付知村に生まれる

 1904年 東京美術学校西洋画科選科卒業

 1909年 第3回文展に「ローソク」出品 状受ける

 1915年 第2回二科展初出品、1942年まで毎年出品

 1916年 第3回二科展「習作」 「赤城の雪」出会推挙

 1922年 大秀と結婚

 1927年 初の個展 (日動画廊)

 1947年 二紀会結成に名を連ねる

 1951年 黒楽茶碗銘 「独楽」を制作

 1961年 画集 「熊谷守一」(熊谷守一画集刊行会編)が刊行される

 1966年 近代日本洋画の150年展に出品(神奈川県立近代美術館)

 1967年 文化勲章受章者に内定したが、「これ以上人が来るように
       なっては困る」と辞退する。87才

 1970年 回顧形式の「熊谷守一展」 (神奈川県立近代美術館)

 1972年 勲三等叙勲の内示があるが辞退する。90才

 1974年 「熊谷守一展」 (ギャラリー芦屋)

 1974年 「熊谷守一画集」(日本経済新聞社)が刊行される

 1976年 郷里付知町に熊谷守一記念館が設立される
 
 1976年 熊谷守一展 (梅田近代美術館)

 1977年 8月1日 97歳にて逝去

 1985年 守一が四十数年住んだ池袋の千早に熊谷守一美術館開館

                    【コレクション】 

        東京国立近代美術館/大原美術館/京都国立近代美術館
  北海道立函館美術館/茨城県近代美術館/神奈川県立近代美術館
      石川県七尾美術館/岐阜県美術館/佐久市立近代美術館
      静岡県立美術館/信州高遠美術館/兵庫県立近代美術館
  名古屋市美術館/玉川近代美術館/東京芸術大学/天童市美術館
        熊谷守一美術館/熊谷守一記念館・愛知県美術館